物流担当者が知っておくべき!
アウトソーシングで期待できる導入効果とは
SNSの普及により、企業のマーケティングにも大きな変化が起きています。その1つがUGCの活用です。
とはいえ、UGCの活用と言われても、どんな内容かイマイチわからないですよね。
そこでこの記事では、UGCの基本や活用方法などをまとめました。
内容は以下の通りです。
- UGCとは何かを解説
- 企業のマーケティングにUGCを取り入れる理由4選
- TwitterでUGCを生成・活用する方法4ステップ
- TwitterでのUGCの事例2選
ぜひこの記事を参考にUGCを積極利用して、企業の認知度アップやイメージアップにつなげられるようにしてください。
関連記事:SNSマーケティングとは?成功させる6つのポイント・効果・事例
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→ダウンロード:物流担当者が知っておくべき!アウトソーシングで期待できる導入効果
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UGCとは何かをわかりやすく解説
UGCの基本を2つに分けて以下の順番で紹介します。
- UGCとは
- UGCとCGMの違い
1つずつ確認していきましょう。
1. UGCとは
UGCとは、User Generated Contentsの頭文字を取ったもので直訳すると「ユーザーが生成したコンテンツ」です。UGCに含まれるのはイラストや動画だけではありません。
例をあげると以下のようなものがUGCに含まれます。
- ブログのブランド品に関しての批評
- SNS上の商品やサービスに対するコメント
- Amazonの商品レビュー
- Googleマップ上の観光地の数やコメント
つまり、UGCとは一般のユーザーの主観によって作られたコンテンツといってよいでしょう。しかし、一般の人たちに信頼感を伝えるものになっています。そのため、より信頼される情報としてUGCを企業のマーケティングに取り入れて、活用が進められています。
2. UGCとCGMの違い
UGCに似た言葉で間違えられやすいものがCGMです。
CGMとはConsumer Generated Mediaの頭文字で、ユーザーの投稿によって成り立つメディアのことです。代表的なCGMは以下の3つです。
- クックパッド
- Yahoo知恵袋
- YouTube
つまり、CGMに投稿されたコメントや口コミがUGCといえるでしょう。
企業のマーケティングにUGCを取り入れる理由4選
この章では、企業のマーケティングにUGCを取り入れる理由を4つ紹介します。
内容は以下の通りです。
- 企業広告が敬遠されている
- UGCに影響力がある
- UGCが顧客体験を助ける
- 見込み客から親近感や信頼感を得られやすくなる
1. 企業広告が敬遠されている
UGCの活用が進むのは、従来の一方的に押し付けられる企業の広告に対して、一般の人たちが敬遠しているからです。理由は、企業が発信する広告内容と、一般の人たちが知りたい情報が異なるためです。
ネットリサーチ会社「マイボイスコム株式会社」が10,313人を対象に実施した調査結果からも企業広告が敬遠されている事実がわかります。
内容は、直近1年間でインターネット広告を見た人に、広告を見た後に行ったことを調査したそうです。
その結果が以下の通りです。
- 「広告を閉じた」…37.1%
- 「広告の画像や動画を間違えてクリックした」…32.1%
つまり、全体の4割近くの人が、企業広告を読む前に閉じてしまう傾向があるのです。
2. UGCに影響力がある
個人の主観が多いUGCですが、ソーシャルメディア上では影響力があります。前述したように企業が発信する広告よりも、UGCは見る人に信頼感や安心感を与えるからです。
また、ユーザーが発信するUGCが一定のフォロワー層の購買意欲を高めたり、SNSを介して短時間で拡散されたりします。つまり、UGCは単なるコメント以上の影響力があります。
3. UGCは顧客体験を助ける
UGCは顧客体験を助けます。ユーザーによって作られたUGCは、企業の広告ではカバーできていない部分を補えるからです。
そのため、企業は自社のWebサイトに「ユーザーの声」として集めて掲載したり、実際にあった質問を「Q&A」にまとめて公開したりしています。
つまり、UGCを活用すると見込み客が知りたいことがわかるため、顧客体験の補助ができます。
4. 見込み客から親近感や信頼感を得られやすくなる
UGCを活用すると、今まで以上にユーザーと企業の間に親近感や信頼感を得られやすくなります。
個人が生成したUGCによって、商品やサービスをより自分の生活の中にイメージしやすくなり、身近に感じてもらいやすくなるからです。著名人を起用した広告では、認知は取れても生活の中でのイメージを作りにくいのが難点です。そこで、UGCを利用すると足りない部分をカバーできます。
以上のことから、UGCを活用することで信頼感や親近感を得られやすくなり、成約に至る可能性が高くなります。
TwitterでUGCを生成・活用する方法4ステップ
この章では、TwitterでUGCを生成、活用する方法を4つのステップで解説します。
UGCマーケティングは、UGCの生成・収集・活用を通じて、情報の拡散や売上アップにつなげられます。
内容は以下の通りです。
- UGCマーケティングの目的を定める
- 「ハッシュタグキャンペーン」を実施する
- 目的に合ったUGCを集める
- Twitterで作成されたUGCの効果を検証する
1. UGCマーケティングの目的を定める
まず、どのような目的でUGCをTwitter上で生成してほしいのかを決めます。
例えば以下のような目的があげられるでしょう。
- 企業の認知度アップ
- サービスの認知度アップ
- 商品開発の手がかり
目的に合うUGCがないと活用が進まないため、作ってほしいUGCを明確に決めます。
2. Twitterで「ハッシュタグキャンペーン」を実施する
目的が決まったら、Twitterで「ハッシュタグキャンペーン」を呼びかけます。
ただキャンペーンをやっても十分な関心が集まらない場合もあるため、キャンペーン期間中に以下のことを併用すると、より効果が高まります。
- 大手メディアへの露出
- 新商品の発表
キャンペーンに参加するユーザーが多くなるほど、短期間にTwitter上で数多くのUGCの生成が見込めます。
キャンペーン企画する際にポイントとしては、以下のような点を考慮すると参加者が増えやすいです。
- 投稿者が気軽に楽しめる内容で参加しやすい
- 応募の条件が明確でインセンティブ(商品やクーポン)がある
- わかりやすいハッシュタグを設定(英語だけ・カタカナだけで統一など)する
キャンペーンを実行する前にどんな内容が良いか、Twitter上で簡単なアンケートなどをとっておくと、参加者を増やせるでしょう。
3.目的に合ったUGCを集める
キャンペーン中に投稿されたUGCの中で目的に合ったものを集めます。
UGCを集める際に、反応の良さもチェックしましょう。もしマーケティングの目的に全く合わない内容であっても、反応が良かったUGCは参考として収集するようにしましょう。
4. Twitterで生成されたUGCを活用・効果を検証する
生成されたUGCをマーケティングの目的に合わせて活用し、結果を検証します。特に見込み客の信頼や親近感にどのような変化があったかを把握しましょう。
UGCの活用としては以下のような方法があります。
- Webサイトへの掲載
- 広告
- チラシ・商品の同梱物への掲載
- サービスの改善
どのようなUGCをどうやって活用するのか明確にしていないと、キャンペーンが無駄になってしまうため、目的に合わせて活用しましょう。
TwitterでのUGCの事例2選
この章では、実際にあったTwitterの「ハッシュタグキャンペーン」の事例を2つ紹介します。
- 森永「焼きチョコを買わない理由キャンペーン」
- JR東海「京都へ旅行を促進キャンペーン」
1. 森永「焼きチョコを買わない理由キャンペーン」
森永が開発・販売した「ベイク」は「焼きチョコ」という新しいジャンルを開拓しました。しかし、売り上げが低迷したため、その理由をTwitter上で集める「ベイクを買わない理由」キャンペーンを実施。内容は、告知ツイートにコメント付きでリツイートして、買わない理由をコメントすると森永がAmazonギフト券100円で買い取るキャンペーンでした。
このキャンペーンは反響を呼び、リツイートだけで9,106回もされ「ベイク」の認知度を広めることもできたといえるでしょう。
かつてのアイドル、焼きチョコ「ベイク」が何をしても売れず、絶望しています。。
1.当アカウントをフォロー
2.当ツイートを「コメントつきRT」して
3.ベイクを買わない理由を書いてください
4.Amazonギフト券100円で買取ります。
詳細はhttps://t.co/jVJDLIjbNn pic.twitter.com/SNa51O2sut— 森永チョコレート (@MorinagaChoco) July 28, 2019
2. JR東海「京都へ旅行を促進キャンペーン」
JR東海が「そうだ京都、行こう」をテーマにしたハッシュタグキャンペーンは、京都への旅行を促進するためのものでした。参加方法は、京都の「希望の灯り」が映った写真とハッシュタグ「#ひかりの京都」を付けて、Twitterに投稿するだけです。
参加した人には、抽選で20名にAmazonギフト券1万円がプレゼントされたそうです。京都旅行でJR東海を利用してもらうのが目的のキャンペーンといえるでしょう。
UGCを有効活用して企業の認知度や売上アップにつなげよう
UGCとは、ユーザーが生成したコンテンツであり、ブログやレビューサイト、SNS上に投稿されるコメントや画像を指します。企業発信の広告が敬遠される一方で、UGCに信頼度や親近感が高まっているため、活用方法がさらに重要になるでしょう。
企業の認知度やサービスの普及を進める際に、UGCを活用するマーケティングの実施を検討してみてください。
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