この記事は以下のような方におすすめです。
- 通販のリピート率がなかなか上がらずお悩みの方
- 通販のリピートにつながる同梱物と、そのメリットについて知りたい方
通販で何か商品を購入した際に、ほぼ必ず商品以外にも以下のようなものが一緒に届きます。
- チラシ
- パンフレット
- サンプル など
上記のようなものを全てまとめて、「同梱物」といいます。しかし、その種類は企業によってまちまちです。
そのため、同梱物をまだ入れずに通販で販売を行なっている方や、同梱物をこれから入れようと思っている方としては、何を入れれば良いのかお悩みになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、こちらの記事では以下のような内容について説明します。
- 同梱物についてと、そのメリット
- 同梱物でリピートにつながるものの一例と、同梱物ごとに得られるメリット
- 通販で同梱物を入れる際のポイントと注意点
こちらの記事で、最適な同梱物を見つけて、ぜひリピーターの増加や売上向上を目指してみましょう。
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目次
同梱物とは
同梱物とは、商品と一緒に入れられている、「商品以外の物」を指します。
以下のようなものが一例として挙げられます。
- お礼の手紙
- 商品のチラシ、カタログ
- チラシ
- クーポン
上記のようなものを同梱して送るのは、通販で商品を購入してもらった際のマーケティング施策の1つであり、ユーザーの好感度向上などの様々なメリットに繋がります。
このように、同梱物とは通販で購入してくれた人に、商品本体と一緒に、おまけをセットで入れておくことで、ユーザーのリピート率向上を図るための施策の一つとして有効です。
同梱物を入れるべき理由
同梱物を一緒に入れるべき理由には、以下のようなものが挙げられます。
- リピート率向上に繋がる可能性がある
- 自社商品やサービスについて知ってもらえる機会を作れる
- ユーザーの自社サービスに対する好感度向上に貢献する
例えば、商品紹介のパンフレットやチラシを入れておくことで、販促のチャンスを作れます。また、サンプルやおまけがついていれば、お得感があり、ユーザーに喜んでもらえます。
このようなマーケティング施策を通じて、リピーターを増やし、売上向上を狙えるため、同梱物は入れるべきです。
通販のリピートアップにつながる同梱物について
通販のリピートアップに繋がる同梱物は色々なものがありますが、それぞれどのようなターゲット層に対して有効か異なります。
そのため、自社サービスを利用している顧客層に合わせて、同梱物を決定する必要があります。
それでは、以降の項目でリピート率の増加につながる同梱物についてと、そのメリットについて詳しくご紹介していきます。
もしも同梱物をどうしようかお悩みの方は、こちらを参考に自社商品やサービスに合ったものを選んでみてくださいね。
手紙(サンクスレター)
同梱物として手紙を入れるのは有効な手段の一つです。
挨拶状やサンクスレターとも呼ばれ、商品を購入してくれたユーザーへの感謝の気持ちや、商品に対する思いを伝えられます。
また、手書きのサンクスレターを同梱することで、サービスを身近に感じてもらえ、好感を抱いてもらうことでリピートにつなげられる可能性があります。
このように、同梱物に手紙を入れて、ユーザーに商品や自社を身近に感じてもらえるようにするのは、1つの手段と言えます。
商品の使い方の説明
商品の使い方をまとめた紙を入れるのも良い方法です。
初めて買った商品だと、使い方が分からずに悪戦苦闘してしまうケースが少なからずあります。
そのため、イラストや写真などを載せて、分かりやすく使い方をまとめたチラシなどを同梱することで、ユーザーの顧客満足度向上に繋げられます。
このように、商品の使い方の説明を載せたチラシを同梱するのもおすすめです。
サンプル
同梱物としてサンプルを入れるのもおすすめです。
例えば化粧水を購入してくれたお客様に、セットで使うと効果的なクリームのサンプルを同梱します。サンプルのクリームを商品と一緒に使ってもらって、クリームの良さを知ってもらうことで、次回購入時にセットで買ってもらえる可能性がUPします。
併せて使うとより効果が見込めるような商品のサンプルを同梱物として送ることで、クロスセル(別の商品もセットで購入してもらえること)が見込めます。
このように、サンプルを同梱することで、クロスセルの見込み向上、それに伴う売上アップを掴えます。
パンフレット
自社製品やサービスに関してまとめられているパンフレットを送付するのもおすすめです。
パンフレットには自社のこだわりや他の製品についての情報がまとまっているため、読んでもらえれば、自社の他製品やサービスに関心を持ってもらえたり、他製品の購入に結びつきます。
このように、自社製品やサービスについてまとめられたパンフレットを同梱して、他の製品やサービスの購入につなげるのもおすすめです。
顧客の声が分かる宣材
顧客が製品を使った感想をまとめたチラシを同梱するのもおすすめです。
例えば、化粧品やサプリメントのような、継続して使っていくことで効果が見込める製品の場合、実際に何ヶ月間使ったらこんな効果が得られたことが分かる資料を入れておくことで、商品のリピーター増加につなげられます。
もし、信頼性を高めたいのであれば、実際のユーザーの顔写真や、ビフォーアフターの分かる写真を載せると効果的でしょう。
このように、顧客の声が分かるチラシを同梱するのも一つの手です。
クーポン
次回購入時に利用可能なクーポンを同梱するのも良い方法です。
初回購入時に製品を気に入ってもらえても、価格が高いと継続してもらえずに終わってしまう…というケースも多いです。
そこで、割引クーポンを同梱しておくことで、リピーターを増やせる可能性があります。
このように、同梱物としてクーポンを入れるのもおすすめになります。
通販のリピートアップにつながる同梱物を選ぶ際のポイント、注意点
それでは、通販のリピートアップにつなげるための同梱物の選び方や、注意点についてご紹介していきます。
同梱物を入れているけれどあまり効果がない、同梱物を何にしようかお悩みの方はこちらを参考にして下さいね。
効果測定を行う
最も大切なのは、同梱物を入れることで売上や
顧客満足度の向上など、何かしらのメリットになっているか確認することです。そのために効果測定を行なっていく必要があります。
効果測定とは、実施した施策がどれくらい効果を発揮したか、確認することです。
具体的には、以下のような例が挙げられます。
- クーポンを同梱することで、商品のリピートに貢献したかクーポンの使用率を確認する
- 使い方の説明を同梱することで、顧客満足度が向上したかや、口コミの内容などを確認する
- 企業の商品やサービスに関するパンフレットを同梱して、他の商品の購入をしてもらえたか確認する
効果測定を怠ってしまうと、同梱物がリピートアップにつながる物なのかが分かりません。そのため、その施策が良いのか、悪いのか、判断がつかないのです。
このように、同梱物を入れる際はリピートアップにつながるものなのか、想定される効果がどれくらい得られているのかを確認するようにしましょう。
同梱物を詰めすぎない
同梱物を送りすぎるのもあまりよくありません。しっかりと何を同梱するのか、選んだ上で最低限に留めるべきです。
同梱物を入れすぎると、販促意欲がむしろ露骨に感じられてしまい、ユーザーが離れてしまう原因になってしまいます。
このように、同梱物の入れすぎはむしろマイナスの印象を与えてしまいます。そのため、2〜3個程度を目安として、入れすぎは避けるようにしましょう。
同梱物にかかるコスト
同梱物のコストが高くなってしまいすぎないように注意が必要です。
特にサンプルの場合、単価が高くなってしまい、お金をかけたにも関わらず成果を挙げられず、損をしてしまう…という場合もあります。
そのため、同梱物を入れる際は、コストがかかりすぎて結果的に損にならないよう、ご注意下さい。
同梱物の中身を顧客によって使い分ける
新規顧客か、既存顧客なのかによって同梱物を変えていくようにしましょう。
例えば、新規顧客の場合、使い方の説明やパンフレットの様な自社製品やサービスに関してより知ってもらえるような同梱物を入れて、関心を引き出したりするのが良いでしょう。また、リピーターになってもらうためにクーポンを入れるのもおすすめです。
一方で、リピーターにパンフレットや使い方の説明を入れても、「既に知っている」と思われてしまい、毎回入ってきて迷惑…と思われてマイナスに捉えられてしまいます。そのため、リピーターの場合は新商品のお知らせや、新商品のサンプルなど新しいものに触れるための機械を提供するといいでしょう。
このように、顧客に応じて適した同梱物を入れるのも重要です。
まとめ
通販のリピートアップに繋がる同梱物は色々なものがありますが、それぞれどのようなターゲット層に対して有効か異なります。
そのため、自社サービスを利用している顧客層に合わせて、同梱物を決定する必要があります。
それでは、以降の項目でリピート率の増加につながる同梱物についてと、そのメリットについて詳しくご紹介していきます。
もしも同梱物をどうしようかお悩みの方は、こちらを参考に自社商品やサービスに合ったものを選んでみてくださいね。
商品の使い方の説明
- 同梱物とは、通販で商品を購入してもらった際に、一緒に段ボールに入れて発送する商品以外のものを指す
- 同梱物には様々な種類があり、自社通販のユーザー層がどのようなものを求めているか踏まえて、一緒に送る同梱物を選ぶ必要がある
- 同梱物を入れる際は、コストや入れすぎないこと、同梱物を入れることで想定されるメリットがどれくらい得られているか確認するなどを精査していく必要がある
このように、同梱物とは購入してくれた商品と一緒に送る、いわば「オマケ」です。同梱するものの種類によって見込まれるメリットが変わってきます。
そのため、同梱物を入れる際は、自社サービスのユーザーが何を求めているかを踏まえた上で、最適なものを入れる必要があります。
また、コスト面や効果の有無も踏まえて、コストパフォーマンスの良い同梱物を見つけていく必要があります。
このように、一口に同梱物といってもただ入れれば通販のリピートアップにつながるという訳ではありません。試行錯誤をしながら、自社ならではの同梱物を見つけてみてくださいね。
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