MOTOMURA物流配送センターでは、アッセンブリ作業をはじめ、お客様のニーズに応じて在庫の保管・管理や発送業務の品質向上など物流に関するさまざまな解決をし、お客様の手間やコストを削減するトータルソリューションを提供いたします。
目次
アッセンブリ(アセンブリ)とは?
アッセンブリ(またはアセンブリ)とは『複数のものを集めて1つにまとめる』『複数の部品から1つの製品を組み立てる』作業を指す用語です。
主に販促や流通業界用語、製造業界用語として使われており、英語の【assembly(集める・組み立てる)】という意味の単語からきています。
例えば、販促や流通業界におけるアッセンブリでは、以下のような作業があります。
- キャンペーンイベントで使うイベント告知案内・参加申込書、割引チケット・入場券・リーフレット・POP・ノベルティなどをまとめて店舗に送付する。
- いくつかの資料をまとめて封入して、100人のお客様にDMを送付する。
また、アッセンブリは業界によって使用される意味が異なるので、それぞれについて詳しく説明いたします。
物流担当者が知っておくべき!アウトソーシングで期待できる導入効果とは
販促や流通業界用語のアッセンブリ
アッセンブリとは「集めて組み立てる作業だ」と聞くと、ロボットが工場で製品を機械的に組み立てていくシーンを思い浮かべる方もいらっしゃるかも知れませんが、これとはまたちょっと違います。
例えば、このような作業もアッセンブリです。
- キャンペーンイベントで使うイベント告知案内・参加申込書、割引チケット・入場券・リーフレット・POP・ノベルティなどをまとめて店舗に送付する。
- いくつかの資料をまとめて封入して、100人のお客様にDMを送付する。
企業によっては「アッセンブリ=梱包」という認識で業務指示の際に使われることもあるようです。
こうした集客・販促ツールの組み立て・梱包は、BtoC、BtoBを問わず、どの企業でも発生する作業だと思います。
しかし近年では、人手不足に悩まれたり、物流コスト削減のために、業務を丸ごとアウトソーシングする企業も多くなっています。アッセンブリ作業(流通加工や内職加工)の代行をお探しの方は、ぜひご参考にしてみてください。
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その他の業界用語のアッセンブリ
製造業界におけるアッセンブリ
製造業界におけるアッセンブリは、ASSY(アッシー)とも呼称され、部品などを「集めて組み立てる」作業を指します。車のパーツ組み立てや、電化製品の組み立てなど様々です。また、このような部品を組み立てて完成品を生産する産業を『アセンブリー産業(組立産業)』といいます。
一方で、修理などで組み立て済みの製品を分解することを「ディスアッセンブリー」といいます。
IT業界におけるアッセンブリ
IT業界において、アセンブリ言語とは、コンピュータが直接解釈して実行できる言語と一対一で対応するプログラミング言語の一種を指します。
衛生管理も重要な食品におけるアッセンブリ
食品業界のアッセンブリは、衛生管理・商品管理のノウハウも求められる作業で、「セットアップ加工」と表現されることもあります。
例えば「小袋に分けられたお菓子を12パックずつまとめて一つの製品に仕上げる」「食玩とセットにして1商品にする」といった作業も食品業界におけるアッセンブリの作業です。
アッセンブリ作業における課題解決のためにできること
アッセンブリ作業を行うためには、組み立てられるだけのノウハウが必要になりますから、相応のコストも、人材教育にかける時間も、また教育するための人材の確保も必要になります。
こうした悩みを抱える企業の中には、ノウハウが豊富な代行業者に委託してアッセンブリ作業を任せているケースも多くあります。アッセンブリ作業を専門に請け負う業者ですから、委託元企業から伝えられた通りの作業を効率よく進めるための設備はもちろん、人材教育も含めて作業を請け負える環境が整っているため、効率よく確実に作業してもらうことが可能になるのです。
アッセンブリを代行業者に委託する際のチェックポイント
アッセンブリ代行業者を選定する際には、いくつか見ておくべきチェックポイントがあります。
- 委託するアッセンブリ業務の実績がある業者かどうか
- 商品管理をきちんと任せられる業者かどうか
- 希望納期に間に合わせることができそうか
- 委託コストは予算におさまるか
それぞれ詳しく解説してまいります。
①委託するアッセンブリ業務の実績がある業者かどうか
アッセンブリ代行業者は、全ての業者が全ての品目の取扱に長けている・ノウハウがあるとは限りません。
例えば商品の管理が難しい食品・化粧品・医薬品のようなものや、食器のような割れ物などの場合には、その製品を取り扱うノウハウと実績のある業者に委託する必要があります。
このポイントを見逃してしまうと、顧客の手元に届くまでに商品管理がきちんとされず、劣化した商品が届き返品・クレームとなってしまうリスクもあるのです。
②商品管理をきちんと任せられる業者かどうか
①でも触れましたが、アッセンブリ作業を委託するにあたって、まずは部品・商品を代行業者に預けることとなります。預けたものの品質も含めた管理が適切に行われるかどうかを、確認してから委託を検討しましょう。
日光にあててはいけないもの、特定の温度化で管理しなくてはいけないもの、湿度管理が必要なもの、などどのような管理体制になっているか確認してください。
③希望納期に間に合わせることができそうか
委託はしたものの、希望納期に間に合わないのでは困ってしまいます。
委託業者選定の際には、コストだけでなく納期に間に合うのか、継続して委託する場合の作業スパンに問題なさそうかも含めて検討しましょう。
④委託コストは予算におさまるか
委託した場合に、どのくらいのコストがかかるのか、そのコストに含まれる作業はどの範囲なのかは見積もりでしっかりと確認しましょう。業者により作業範囲が異なる場合や、同じ作業でもコストが違う場合もあります。
見積もりをとる際にはいくつかの業者に相見積もりをとり、作業範囲と費用をあわせて比較検討しましょう。